旅のエッセイ:ドライブin富良野(1)
2012-09-08



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 地図を見て、「金山湖」という名前がわかった。
 看板も広告も、無機質なものは見えない。
 車を降りて深呼吸。自然のままの景色も一緒に吸い込む。

 助手席の娘は、ナビをしながら、もっぱら写真を撮る。
 いくら運転が上手とはいえない彼女でも、ここなら問題なさそうだが、私が交代しないのには、わけがある。私が車に酔うのである。自分で運転しているかぎりなんでもないのに、助手席でナビ&写真係を始めたら、途端に頭痛が始まるのは目に見えている。私の三半規管は繊細にできているのだ。
 娘もそれがわかっているので、助手席に甘んじてくれている。

 ふと、聞いてみた。「この矢印、なんだか知ってる?」

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 写真中央の下向きの赤白の矢印。
 娘は知らないという。
 ここまでが道ですよ、と教えてくれる路肩標識。つまり、冬には辺り一面雪が積もっている、というわけだ。想像力をかきたててみる。

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 富良野市街に入る。
 まず、目的地の新富良野プリンスホテルに車を止めた。

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 〈続く〉 


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