エッセイの書き方のコツ(18):磨きあげる
2013-07-19


今日は、月に一度の「エッセイクラブ稲城」の日でした。このクラブの講師として、稲城に通うようになって早13年になります。
メンバー6名は市民の皆さん。エッセイを楽しむ自主的な活動をしています。

稲城市は、東京都西部の多摩川沿いに位置しており、昔から梨作りが盛んな土地です。
そろそろ、収穫の近づくころ、梨畑をこっそりのぞいてみました。
茶色い紙のドレスの中では、梨の実がだいぶ大きくなっていましたよ。

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梨の花は毎春、桜が終わったころに満開になるのですが、さて、この月、もうひとつの「なしのはな」が咲く予定です。
グループの作品集『なしのはな』第5号が発行になるのです。
この作品集には、過去のエッセイのなかから1人2編を自選して掲載します。
すでにクラスでの合評を終えた作品ですが、発行にあたって、もう一度書き直して合評をします。
「よりよい作品になるように、磨きあげるのですね」
そう言ったのは、現在、会の代表を務めるNさん。最若手の50代の女性ですが、今回の作品集の責任者として、頼もしい存在です。

作品を磨き上げる作業は、推敲という作者自身の孤独な仕事であるはずです。
でも、仲間がいれば、合評を通して、そのためのヒントやアドバイスを、たくさんもらえます。
「切磋琢磨」という言葉もあります。
エッセイに限らず、同じ楽しみを持つ仲間は、本当にありがたいものですね。

エッセイクラブ稲城では、お仲間を募集中です。
稲城市中央公民館に通える方であれば、市民でなくてかまいません。
例会は、毎月第1・第3金曜の午後。
ご興味がありましたら、ぜひ一度、見学においでください。

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写真は、『なしのはな』第2号と第4号。
4号の表紙の絵を描いたのは、メンバーのYさんです。
手作りの温もりが伝わってきますね。


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