旅のフォトエッセイPortugal 2018(3)ドン・ルイスT世橋を渡って
2018-02-15


 

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ポルトは、大西洋に注ぐドウロ川の北岸に街が広がり、南岸には古くからワインセラーが立ち並ぶ、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアと呼ばれる地域がある。

この国に来てポートワインは外せない。代表的な「サンデマン」というワインセラーを見学しようと、向こう岸へ向かう。

ドン・ルイス一世橋を歩いて渡るのである。


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この橋は二層構造で、上層は北側の高台から南側の高台まで、長さ約400メートル、どーんと鉄のアーチの橋がかかっている。下層の橋は水面に近い位置にあって、車と人が通る。

 

どこかで見たことがあるような……と思ったら、19世紀後半、パリのエッフェル塔を手掛けたギュスターヴ・エッフェルの弟子が造ったそうだ。当時の最先端技術を用いた鉄橋なのだ。アーチの感じが似ている。


驚いたことに、上の橋には幅8メートルの道路上に線路が敷いてあって、地上45メートルというこんな高い場所を、なんと地下鉄が路面電車となって走っているのだ。しかも、同じ道路を人も通行する。


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