自閉症児の母として(47):母の日に惑う
2018-05-15



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おとといの母の日、自閉症の長男が、カーネーションを買ってきてくれました。例年なら夫がいて、二人で花屋に出かけていましたが、今年の母の日は夫が出勤で不在。息子は当然のように、一人で花屋へ行ってきました。

こんなことは初めてです。成長と言えるのかもしれません。


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でもそれは、母親に対する感謝の気持ちというよりも、自閉症特有の「カレンダーどおりにイベントを行う。いつもと同じことをする」というこだわりの表れではないのか、とも思います。

本来なら、涙ながらに喜ぶはずのこの母親、手放しでは喜べず、複雑な心境です。 

 

最近、息子のことで、大きな壁にぶち当たっています。31年間に及ぶ彼の子育て史上、最大の難問といっても過言ではないでしょう。

今は書けません。いつの日か、穏やかに振り返って書けるときが来たら、書くつもりです。

 

あ、たったこれだけのことを書いただけで、人の十倍泣き虫な私は、またも涙……。泣いても笑っても、私は彼の母親です。愛情こめて、育ててきました。そしてこれから先もずっと。

 

モト君、きれいなカーネーションをありがとう。

 


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