大変お待たせいたしました。
「南フランスの旅のフォトエッセイ」を半年ぶりに再開します。
今回は、1800字のエッセイにまとめましたので、お読みください。
「4」にご用心!
ニースに着いた翌日、朝からマティスやルノワールのゆかりの場所を訪ねたあと、ステファニーさんに教わったおすすめのレストランで、夕食をとることにした。予約をせずにお店に向かったので、室内は予約で満席だったが、テラスの席に案内してもらえた。外のほうがさわやかで気持ちがいい。
南仏のワインと言えば、ロゼ。まずはそれを頼んで乾杯してから、翻訳アプリを使ってはメニューを解読し、次々と注文していく。
「大好きなラタトゥイユは外せないよね」
「ニースに来たんだから、ニース風サラダじゃなくて、ずばりニースサラダだね」
「牛肉の料理も食べたいね」
「デザートは、ラベンダーの香りのクレームブリュレにしてみようか」
いつものようにおしゃべりに花が咲く。料理は期待以上に美味しい。なんとも形容しがたいスパイスの利いたラタトゥイユの美味しさに感激し、紫色のクレームブリュレに驚き、ワインも進んだ。
すっかり心地よくなったところで、テーブルで会計を頼む。レシートには手書きの文字で10種類ほどの料理やドリンク名が並んで、最後に合計149.5とあった。2人で26000円あまり。円安のせいでけっして安くはないけれど、ニースならではの食事が楽しめたのだから、気分は上々、満ち足りていた。
若いHiromiさんに、いつも2人分の現金を入れた財布を預けて、支払いを任せている。
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