本日、2月26日付の朝日新聞朝刊に、私のかつての生徒さんの投稿が載りました。
書き出しは、手編み帽子と友人たちとのつながり。明るい色の帽子が、手から手に渡っていく様子が目に浮かび、温もりが感じられます。
ころころと毛糸玉が転がっていった先の記憶は、昭和の子育ての頃でした。ミカンとこたつと賑やかな家族。そして、やさしい夫の姿……。
それが一転、夫は病魔に侵されて、無言のうちに向き合う老夫婦。言葉少なでありながら、作者の悲しさ、悔しさが、あふれるように伝わってきました。
500字足らずのショートエッセイで、鈴木さんは大勢の読者の心を震わせたにちがいありません。
これからも、編み物を楽しむかたわら、エッセイも書き続けてくださいね。
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