城壁に囲まれた旧市街は、何百年の歴史を持つ教会や修道院をはじめ、プラッツァ通りを中心に細い路地が縦横に並び、カフェやレストラン、銀行やこぎれいなみやげ物屋が並び、ほとんどが観光客のために営業をしているようです。土日に休業することもありません。
私たちが3泊した5つ星のホテルは、城壁のプロチェ門から徒歩5分の近さ。ほぼ毎日のように2往復して、朝から晩まで楽しい時間を過ごしました。
プラッツァ通りは、12世紀に水路を埋め立てて造られたそうです。今では石畳がぴかぴかに光っています。▼
日本のわが家を出発したのが、10月3日の午後4時ごろ。成田空港からトルコ航空を利用、イスタンブールで乗り継いで、ドゥブロブニクのホテルにたどり着いたのは、翌4日の午前8時過ぎ。時差7時間を足せば日本時間の午後3時ごろ。ほぼ丸1日の長い旅だったわけです。
ホテルに着いても、まだ部屋には入れず、着のみ着のままで、街へくり出しました。
せめて長旅の疲れを癒やそうと、最初に入ったレストランは、プロトという店。ガイドブックにも載っており、創業100年以上の老舗だとか。ランチタイムから糊のきいた白いクロスのかかったテーブルが整然と並んでいて、ちょっとスノッブな雰囲気です。
コースを頼まなくても嫌な顔をされないかと心配しましたが、イケメンのスタッフが「OK!」と言って、にこやかにテーブルに案内してくれました。
まだ12時前だったので、店内も静かで、落ち着いていました。▼
まずは、クロアチアワインとともに、カキの養殖で有名なストン産のカキ。▲
平たい岩ガキです。もちろん生で、レモンを絞って食します。冷たい海の味がたまらない。アドリア海の澄んだ青が口の中に広がるようです。
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